こんにちは!ななひゃくと申します。
今回は、貯金額が500万円を超えたので、実際に貯金する中で感じた重要ポイントをまとめてみようと思います。
結論から言うと、重要ポイントは
- 固定費を見直してみる
- 日々の家計の収支を把握する
- 支出を見直して改善を続ける
- 貯蓄率を意識する
- お金についての学びを深めて、自分の価値観をアップデートしていく
の5つです。
これらを意識してコツコツを資産形成をしていけば、貯金500万円は決して難しいものではありません。それでは、解説していきます。
貯金500万を達成した人の割合
そもそも、貯金500万を達成している人はどれくらいいるのでしょうか?
金融広報中央委員会が令和元年に行った『家計と金融行動に関する世論調査』の「金融商品の保有額」(金融資産非保有世帯含む)を参考に表にまとめてみました。
単身世帯
年代 | 平均値 | 中央値 | 500万以上保有率 |
20代 | 106万円 | 5万円 | 5.1% |
30代 | 359万円 | 77万円 | 24.0% |
40代 | 564万円 | 50万円 | 25.1% |
50代 | 926万円 | 54万円 | 29.6% |
60代 | 1335万円 | 300万円 | 42.1% |
2人以上世帯
年代 | 平均値 | 中央値 | 500万以上保有率 |
20代 | 165万円 | 71万円 | 10.5% |
30代 | 529万円 | 240万円 | 31.0% |
40代 | 694万円 | 365万円 | 39.2% |
50代 | 1194万円 | 600万円 | 48.0% |
60代 | 1635万円 | 650万円 | 51.2% |
これは、現金だけでなく株式や債券を含めた数字となっています。
これらのデータを見ると、次のことがわかります。
- 貯金500万を超えるのは、単身世帯では40代、2人以上世帯では30代以上
- 貯金500万円を超えていれば、ほぼすべてのグループで上位層に入れる。
- 20代で貯金500万円を超えているのは、1割にも満たない。
こう見ると、貯金500万円を20代のうちに達成するのはとても難しいことのように見えてきてしまうかもしれません。
でも、適切な家計管理を行いコツコツと貯金をしていれば数字ほど難しいことではありません。
次からは貯金500万円を達成するための個人的な重要ポイントを紹介します。
貯金500万を20代で達成して分かった重要ポイント5つ
ここからは、僕自身が貯金500万を達成できた要因のうち、特に重要だと感じたものを5つ紹介します それは、以下の通りです
- 固定費を見直してみる
- 日々の家計の収支を把握する
- 支出を見直して改善を続ける
- 貯蓄率を意識する
- お金についての学びを深めて、自分の価値観をアップデートしていく
それぞれ解説していきます
固定費を見直してみる
まず、1番効果的なのは固定費の改善です。支出は一般的に、固定費と変動費に分類されます。
固定費
家賃、通信料金、保険料など月々に引き落とされる額がある程度決まっているもの
変動費
食費や服飾費、娯楽費など、その月によって金額が変わってくるもの
固定費は一度抑えれば、月々の支出を確実に一定額減らすことができます。
一度下げてしまえばその効果はずっと続くのでその効果は絶大です。
まず真っ先にやるべきはこの固定費の見直しだと僕は思います。
そもそも変動費は、自分の趣味のお金など幸福度に関わるものが多いので分かっていて減らしづらいものです。ここを無理して抑えても我慢に繋がり、長続きしなくなってしまいます。
1番重要なのは、無理なく貯蓄を続けていくことなので、まず自分の固定費を見直してみましょう。
僕が実際にやった固定費の削減は以下の通りです
- 格安SIMに変えて通信量を下げる
- 不要な保険の解約
- お金が貯まるまでは実家暮らしをして、生活に関わるコストを落とす
3つ目の実家暮らしについては賛否両論あると思います。
でも僕は、まとまったお金のない20代、特に僕のような多額の奨学金を抱えた人は、まずしっかりと経済的な余裕を作ってから1人暮らしをする選択も十分アリではないかと考えています。
日々の家計の収支を把握する
自分が毎月何にお金を使っているのか?どの支出の割合が1番多かったのか?ということを把握するのはとても大切なことです。
でも支出の管理というと、家計簿をつけなきゃいけないのか…と思うかも知れませんが、今はアプリを使えば簡単にできます。
僕が使っているのは、マネーフォワードというアプリです。クレジットカードを連携するだけで支出をジャンルごとに振り分けてくれるのでとても便利です
間違いなく、僕の資産形成の役に立ってくれているツールです
支出の改善を行う。
アプリを使って支出を管理したら、それを日々見直していきます。
今月は何に使っているのか、使いすぎていなかったか、をチェックしていき改善点を考えます。
このようにいうととても難しいことのように思えますが、先述したマネーフォワードを使えばグラフを使って視覚的にまとめてくれるので、どこの支出が1番多かったのか一目でわかります。
僕は毎月必ず一回は見直して振り返りをすることで、家計改善に役立てています
貯蓄率を意識する
若いうちから貯金ができている人は収入が多い人ばかりでしょ、と思うかも知れません。
確かに、貯金は収入が多い方が有利なことは紛れもない事実です。
ただ、収入が多くても貯金をできない人はたくさんいます。それは、その分だけ多く使ってしまっているからです。
最も重要なのは、収入のうち貯蓄に回すことができた割合、つまり貯蓄率です。
手元に残るお金は、収入ー支出の差分によって決まります。
当然のことのように思えますが、これを本当に肌感覚で理解している人は僕は少ないように思えます。
ご自身の周りを見渡しても、入れば入っただけ使ってしまう人、収入が多いのをいいことに大きな買い物をしてしまう人は多いのではないでしょうか?
繰り返しますがこれ重要なのは貯蓄率です。
いかに自分の手元に多くのお金を残せるかと考える癖をつけると資産形成に役立つと思います。
日々価値観をアップデートする
最後に紹介するのは、お金の勉強をすることの大切さです。
自分一人だけで考えていても、資産形成に役立つポイントはよくわからないと思います。
僕自身、社会人になるまで格安SIMなんてよく知らなかったし、保険は絶対入っておかなければならないものだと思っていたし、家計管理アプリを使おうなんて考えてもいませんでした。
これらの知識は、全て自分では積極的に学んでいくうちに得ていったものです。
今は無料でも良質な情報があふれています。
良質な情報に数多く触れて、それを少しずつ生活に取り入れていくことは資産形成に置いてとても重要なことだと思います。
まとめ
この記事では貯金500万円を達成した人の割合と、達成するための重要ポイントを解説しました。
貯金500万と聞くと中々難しいと思ってしまうかも知れませんが、少しずつ行動して効率的な家計管理が出来れば、決して不可能なことではありません。
今回紹介したポイントを参考にして、資産形成に役立てていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント